[3DS]ニンテンドー3DSが、8月11日から1万円値下げ!

今更ながら先日のこのニュースについてちょっと考えてみたい。
昨年、メーカーやユーザーの期待を一心に背負って発売された3DSだったが、期待通りの売り上げとはいかなかったようだ。

原因としては円高や、震災、ソーシャルゲーム人気など色々言われているが、個人的には価格が高過ぎただけだと思う。
携帯機で25,000円なんて、価格の下がったWiiより高いなんてナンセンス極まりないと感じていた。
それでも、任天堂のソフトのクオリティーの高さは折り紙付きなので、何を買っても後悔することはないと思うが…
価格としては20,000円が妥当かなと思っていたので、年末商戦に値下げがあると踏んで見送っていた矢先の値下げ告知だった。
何より驚いたのは、その価格だ。
予想を大きく上回る10,000円ダウンの15,000とは、既存のDSシリーズより安いではないか!

ここまで思い切って販売攻勢に賭ける任天堂の思惑とは…
既存のDSユーザーをそっくり移行させての市場確保は、まぁ分かる。
そして、その先に見えるものは来年以降に発売する新型ゲーム機「Wii U」との連携にあるのではないか?
現在のWiiのゲーム機としての位置づけは、マニア層をとり逃しファミリー層が中心で微妙と言えよう。
任天堂のゲームは売れても他社のゲームは売れないという、任天堂から見れば大ヒッ大成功だが市場として見れば一社独占で成功しているとは言えないだろう。
だが、これでマニア層を「Wii U」で獲得してファミリー層を3DSで獲得すれば、ほとんどのユーザーを相手に商売出来るという理想の市場が見えてくる。

今回の値下げで3DSは間違いなく爆発的な売れ行きを取り戻すだろう。
それには、クオリティの高い任天堂のゲームをコンスタントに出し続けることが必要ではあるが…

一方、年末以降に発売を控えている「PlayStation Vita」は苦しい立場に立たされたと言えよう。
25,000円の3DSが苦戦したのに、それより高い価格になるかもしれない「PlayStation Vita」は正直厳しいだろう。
国内でしか人気のないPSPとの互換性の不透明さや、ネットワークビジネスに対する信用度の低さ、キラータイトルのない自社製ゲームの貧弱さなど、かつてのセガ以上の失敗をしているソニーに期待するほうが愚の骨頂ではないだろうか…。

とりあえずは、3DSを買いに行ってくるか(^^;

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[3DS]ニンテンドー3DSが、8月11日から1万円値下げ!” に対して1件のコメントがあります。

  1. とんかち より:

    こんばんは!
    3DSが15000円なら超お買い得ですよ!
    25000円で買ったとんかちとしては
    悔しいかぎりですけど(苦笑)

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