西暦208年から2008年へ…
1800年の時を超えて紡がれる“愛と勇気の伝説”『レッドクリフ』。

…とまぁ、たいそうなキャッチコピーで始まったわけだが、なんとも良く纏められているのではないだろうか。三国志といえばNHKの大河ドラマの中国版みたいなもので、既存の映像化作品はどれも男ばかりのむさ苦しい群像劇ばかりだったので、ジョン・ウーがどう演出するのか期待しながら観ていた。

物語の舞台は、三国志の中でも一番の見せ場ともなる“赤壁の戦い”を中心に、前・後編の二部作で上映されるうちの前編である。登場人物と人物紹介は最小限に絞って各武将の活躍シーンで印象付けていく演出と、単調になりがちな物語構成もアクションありロマンスありの娯楽映画として上手く脚色出来ていると思う。

そう、三国志を原作にしつつもエンターテインメントとして仕上げているのであり、忠実な物語を知りたい方は別作品の鑑賞をオススメしたい。個人的には、パート2である後編でもう少し人間ドラマや頭脳戦のシーンも観たいかな(^^;

公式サイト:レッドクリフ