ちょっと気になってた映画だったので、値段の安いレイトショーで観てきた。監督が「メメント」のクリストファー・ノーランということもあって期待していたのだが、結論から言うと肩透かしを食らった感じ。

時は19世紀末。空想が現実となる、科学が発達を始めた頃。2人の若いマジシャンが、お互いを尊敬しつつも相手を上回ろうと腕を競い合っていた。そんな時、ある事故によって2人の関係に亀裂が入り、それが復讐の念へと変わっていく…。

こんな感じで始まる映画ではあるが、メメントで披露した現在と過去とを交互に描いていく手法には今回も上手く引き込まれた。マジックをモチーフにしながらも人間ドラマのあるサスペンス映画の様。俳優の演技もさることながら、脇を固める役者にも“デヴィッド・ボウイ”や“アンディ・サーキス(指輪物語のゴラム役)”と見所もある。
…が、これだけ魅力があり引き込まれたおかげで、ラストのオチにはちょっと納得がいかなかった。まぁ、原作があるからガラッと変える訳にもいかないんだろうけど、どうせなら最後までマジック(トリック)で勝負して欲しかったね。
「この映画の結末は、決して誰にも言わないで下さい。」
映画冒頭のこのセリフを観たときに嫌な予感がしたんだよね。こういう映画は過度に期待しないで、肩の力を抜いて観た方がいいかも。なんか“M・ナイト・シャマラン監督”に似てきている様な…(^^;

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